デジタルカメラ


(写真:管理人愛用Canon G10)
ここ数年、デジタル一眼レフの入門機の値段が大幅に下がり、 空前の一眼レフブームになっていますが、「WEB用のマクロ撮影」であればコンパクト機にも捨て難い優位性があります。
コンパクト機の大きなメリットは「接写能力」「ピントの深さ」そして「お手軽さ」。
値段も比較的安く、レンズ交換も無用、気軽な撮影感は一眼レフにはない楽しさです。
反面、表現力には限界もあり、最近の高画素機はノイズが多くモニター上のピクセル等倍で見てしまうと多少のガッカリ感も否めません。
(ブログ掲載やA4プリントであれば、ノイズも殆ど気にならない程度です。)

(写真:管理人愛用CanonEOS1Dmk3 + EF17-40)
値段が高く、重い一眼レフですが、描写力に関してはコンパクト機の比ではありません。SIGMA17-70のような接写能力の高いズームレンズ一本あれば、レンズ交換も必要なく撮影が可能になり、マクロ専用レンズ等を揃えていけば表現の幅も広がります。
ただし重量があるので、それに応じた頑強で重い三脚も必要になるなど、上を目指せばキリなく出費がかさんで行くデメリットもあり、日常的な使い方であればコンパクト機のほうが便利かもしれません。

三脚


ちょっとしたブレが非常に目立ってしまう近接撮影では三脚の使用をお勧めします。コンパクト機用の小型三脚であれば1000円〜3000円で良い三脚が買えるハズです。手ブレ防止の他にも三脚で固定する事により、構図をじっくり検討したり、照明やレイアウトを変えながら撮影する事が出来るメリットもあります。
基本的に普段撮影している高さに対して上下30cmあれば何かと便利、
一眼レフの場合には、小型三脚では支えきれないので、ある程度大きく重さのある三脚が必要です。
また、廉価品やバーゲン品の三脚には水平が取りにくかったり、バランスの悪いモノがあるので、出来ればキチンとしたメーカー品を購入されるほうが良いです。
※写真のような小型三脚では色々と不都合もあるので、それなりに大きい三脚をお勧めします。


照明器具

デジタルカメラであれば蛍光灯照明で全く問題がないので、取扱い易さ、消費電力などの観点からも蛍光灯照明をお勧めします。
RIFAのような撮影専用照明器具があれば便利ですが、わざわざ買わなくても工夫すればスタンド型の蛍光灯や、部屋の蛍光灯照明だって充分使えます。
照明器具に関しては、別途項目を設けてご説明させて頂きます。


レフ板


『レフ板』なんていうと、如何にも専門的なイメージですが、実際にはなんてコトない単なる反射板。プレイモービルくらいの大きさなら名刺でも効果が出るくらい、実に原始的でお手軽な道具です。ホントに紙でも構わないので是非試してみて下さい。
※実際の使い方は後述。
写真は2枚のスチレンボードをテープで止めただけの簡単な自作レフ板。
両面白の他、片側にケント紙を貼付けた「映し込み用」や、クシャクシャにしたアルミホイルを貼付けた「硬質反射用」をそれぞれ色んなサイズで作っています。


あると便利なアイテム。

ブロワー


カメラ用のメンテナンス道具としても必携なので、ブロワーは是非ご用意下さい。
写真のような足のついた「ロケット型」がコロコロ転がらず便利です。
プレイモービルのような小物撮影では、ちょっとしたホコリがとても目立ってしまうのでブロワーを使って吹き飛ばします。
並べたプレイモービルごと吹っ飛んだりもしますが...。
静電気防止コートのされたブラシ、ブラシ付きのレンズペンもあると重宝します。


水平器(レベラー)


水平を確認するための道具です。三脚の雲台部分に付いているモノもありますが、出来れば別途ホットシューに装着するほうが便利です。
近年ではカメラの性能もあがり、誰でもシャッターを切れば最低限キレイな写真になりますが、よく見かける失敗が「水平がとれていない」。キチンと水平に写真を撮るのは意外と難しく、無駄に角度のついた写真は見る側の集中を奪うので好ましくありません。
もちろんあえて角度をつけるのも一般的な撮影の手法ですが、意図的でない場合には水平に撮影するのが基本です。
かくいう自分も乱視の影響もあり、水平確認に手間がかかる時にはレベラーで確認します。最近では電子式のレベラーも出回っており、評判も良いようです。


作業用アーム


レフ板(後述)を持たせるのに重宝している、作業用アーム。これは撮影用品ではないので高さの調整に限界がありますが、1000円程度で買えるのでプレイモービル撮影に重宝しています。こう見えて、なかなかフレキシブルに可動するので、色々と使い道があるんじゃないかと思います。


その他にも色々あるので、随時掲載させて頂きます。

Back / Next


playmobil(R) は geobra Brandtatter 社の登録商標です。