playmobil collection | プレイモービル コレクション

playmobil 3627 MerryMen's Feast
 playmobil 3627 MerryMen's Feast
 playmobil 3627 MerryMen's Feast
playmobil 3627 MerryMen's Feast
1994年発売、騎士シリーズの『中世の市民セット3部作』の一つ、3627 MerryMen's Feast。型番で一つ前にあたる3626 MerryMen's Hideaway同様の『MerryMen』のセットになります。Merry Menは封建社会での身分低めな庶民の総称で、本セットはそんなMerryMenの宴会セット。

大きな樫の木や大樽、魅力的な中世の庶民たち、と90年代騎士シリーズを代表するような素敵セットですが、販売期間が2年間と短めだったせいもあり一時期は本当に入手困難でした。
(最近では復刻版のアドオン6464 Group of Outlaws(2015年)の登場もあって、オリジナルの本セットも中古市場で多少は見かけるように)

※セット内容はもちろんですが、入手困難だった00年代半ば、誕生日のプレゼントに頂いたという経緯もあり、個人的に非常ぉ〜〜に思い出深いセットの一つです。

というわけで、もう語り尽くした感もありつつ、セットの詳細を簡単にご紹介させて頂きます。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
まずはなんだか可愛いアーチャー!赤と緑の衣装は3626のアーチャーと対になる配色ですが、このアーチャーにはプリントが一切ありません。足はキチンと靴になっていますが、コレがタイツ足だったら80年代のクリッキーそのものです(汗
playmobil 3627 MerryMen's Feast
写真上のクロスボゥ以外にも、
playmobil 3627 MerryMen's Feast
短めのショートボゥ(コンポジットボゥ?)も付属しています。(プレイモービルの弓は90年代の段階でも長め短めの2種類が存在しています)

そして魅惑の吟遊詩人デュオ!
playmobil 3627 MerryMen's Feast
男子の被っている不思議な帽子は本セット(及び復刻版アドオン)の固有パーツ。
我が家の吟遊詩人(男子)は微妙に面白い顔になっているエラー品ですが、恐らく世界に一つしかない顔なので、コレはコレで気に入っています。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
3弦のヴィオラ(?)と6弦のリュートが付属。この楽器セットは77年から存在していますが、付属するセットは極端に少ないレアパーツ。(復刻アドオンを含めた4商品のみに付属しているようです)

こちらも個性派、中世の神父さん。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
同年発売の3631 Wondering Monkと同じ『頭頂部を剃った髪型トンスーラ』、3631は赤毛ですがこの神父はグレイヘアーのトンスーラ(トンスラ?)。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
日本人的には『ザビエル!』な髪型ですが、フランシスコ・ザビエルは頭頂部を剃る宗派じゃなかったそうで、天然トンスーラだった説が濃厚らしいですね(汗
この素敵なトンスーラヘアーも、この神父と3631の修道士以外では見たコトがないパーツです。流用してるセットあるのかなあ???

続きまして、酒場のオヤジ!
playmobil 3627 MerryMen's Feast
セクシー胸毛ボディはプレイモービル定番アイテム(定番ってほど多くないか)、3831ChopperRiderの色違い胸毛ボディになっています。ヒゲも好きな形なので酒場のオヤジはお気に入りキャラの一人です。
(ハンマーは樽のメンテナンス用かなあ???)

大樽も本セットの目玉の一つ、
playmobil 3627 MerryMen's Feast
過去に2度アドオン化されているので(94年の7037、11年の6218)単品ゲットも比較的容易になっていますが、それでもこの大樽は本セットと復刻アドオン、単品アドオンのみに付属なので、入手経路は限定的になっています。(単品アドオンでドカドカ買い足したので、我が家には都合10樽あります)

ウェイトレスのお姉さんも可愛い!
playmobil 3627 MerryMen's Feast
頭に乗せたカーチフはこの時期の中世シリーズでは御馴染みのアイテム、可愛いですよねコレ(オランダ風なのかな?)。衣装の素朴なプリントもホント可愛いです。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
雌鶏(彩色ナシ)とヒヨコ6羽も付属。このヒヨコが入っているセットも最近はあまり見かけませんね。(絶滅したわけではなく、まだ時々登場はしていますヒヨコ団)

そして饗宴に欠かせないビールのマグは10個付属!
playmobil 3627 MerryMen's Feast
この木製マグとビールの泡パーツもホントに大好き。意識して集めていたのですが、改めて数えてみたら手元に50個以上ありました(集め過ぎ)。

なんだか中途半端な騎士殿もイケてます、
playmobil 3627 MerryMen's Feast
面頬(バイザー)が無かったり、なんだか非常に頼りない感じが庶民的で可愛いデス:)『騎士』とは言っても、称号を持っていなさそうな『一般の騎乗兵士』ですよね、きっと。

94年のセットなので、馬はもちろん旧タイプ、
playmobil 3627 MerryMen's Feast
この旧タイプの馬も大好きデス。今のリアルになったプレモ馬も可愛いけど、個人的に『プレイモービルの馬』と言えばコッチの旧タイプです。というわけで、旧タイプの馬も沢山持っています:)

そして最後に『樫の木』!これも付属しているセットはあまり多くないんです、
playmobil 3627 MerryMen's Feast
幹に『リスが固定できる突起』があったり、コレもホント可愛い。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
というわけで、個人的にホントに思い入れの深いセット、3627 MerryMen's Feastでした!
前述の通り、一時期と比べれば入手も比較的簡単になっているし、復刻アドオンもあるのでご興味お有りな方は是非探してみて下さい〜!
playmobil 3627 MerryMen's Feast

オマケ
〜Add-on 6464 Group of Outlawsとの差異〜

2015年に発売になった復刻版のアドオン6464、商品名が現代的なGroup of Outlawsに変更されている以外は、『ほぼ』完全な復刻となっており、付属するクリッキーや装備品、動物などには変更がありませんが、唯一オリジナルと異なっているが『樫の木』。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
手前が復刻版の樫の木、奥がオリジナル、になります。復刻版は葉色が明るめになっているのがお判り頂けるかと思います。
この枝部分のパーツにはアップデートが入り、
playmobil 3627 MerryMen's Feast
花や小動物、鳥などを固定する突起が追加されています。(オリジナルにはありません)幹部分にも同じ突起が追加されているのでキツツキ等を停まらせるコトも出来ます!

2005年発売の4207 Forest Lodgeに付属する樫の木に、このアップデートが施され、Add-on6464も新型を採用したようです。
playmobil 3627 MerryMen's Feast
何か付けておかないと、見栄えがちょっとアレな感もある上にキツツキも付属していないので、ここは旧版の樫の木で良かったような気もしますが『完全な復刻版にはしない』という意図もあったのかな?という気もします。オリジナルの3627には『箱がある!』という大きな特権性(?)もあるので、個人的には完全な復刻でも全然気にしなかったけど。

樫の木以外は完璧な復刻になっているので、今から探すのであればオリジナルに拘らず復刻版の6464を探す方が簡単そうですね。

playmobil(R) は geobra Brandtatter 社の登録商標です。