注)本コンテンツには紫外線で痛んだプレイモービルが登場します。
オークションで落札してしまった中古品ですが、 ここではこれを特に状態も記載せずにシラーっと出品する人の事や、気づかず落札した者の心情とかそういうのは一切抜きにして、
「紫外線に晒され過ぎると、良質プラスチックと言えども激しく劣化する」という事と、
保管方法について考えて頂きたいと思います。
(もう一つ言うなら、中古品の入札の際には質問で状態を確認するべき)

というわけで『興味のある方のみ』御覧ください。
落札者にも出品者にもノークレーム、ノーブーイングでお願い致します:)


-notice-
There're UV damaged Playmobil, I got at auction.


では早速。まずはオレンジ色の作業員。
上の画像では判りにくいですが、左を御覧頂ければ、激しい「色ヌケ」が写真でも確認出来るかと。
ツヤも完全に失い、なんとも哀れな後ろ姿...。

直射日光の当たる窓際に放置されていたと思われる、紫外線による激しい劣化のいいサンプルですね。
色が抜け、光沢を失っているのがお分かり頂けるかと思います。帽子の劣化が判り易い顕著な症例ですね。
普通に部屋に飾っておいて、ここまで劣化するには相当の年月が必要かと思いますが、
窓際であれば、それほど時間はかからないのかもしれません。


(ポインタを乗せると背面画像に切り替わります)
こちらも典型的な「日焼け」の症例。
白いパーツは黄色くなり、光沢も減っています。 ズボンの赤はそれほど劣化していないのに
お尻部分の赤が抜けているのが興味深かったり。
白いパーツの劣化はポピュラー(?)なため、特に驚きはしませんが、
やっぱり新品と比べてしまうと、この子はかなり劣化が進んでいると思います。
とにかく白いパーツは劣化の進行が速いので、くれぐれも御注意下さい。

こちらも日焼けが進んでいます。
というか、進み過ぎると髪の毛が割れるんですね。
これはもう「ジャンク」と呼んだらジャンクに失礼かもしれないくらいのバッドコンディション:)

(...失礼かと思って明記してなかったのかな?)

我が家に来た事で、このラボコンテンツの研究材料として少しだけ活用出来たのが不幸中の幸い...。

 

というより


...これ、リアルタイプ?

そんな訳で、まだまだ劣化サンプルは大量に手元にありますが、まあどれを見ても同じような劣化具合なので、
割愛させて頂くとして...。
さて、ここから何が見出せるかというと、まず決定的なのが「直射日光NG」「放置NG」
(...悲しいまでに物凄く当たり前の事なんですが:)
蛍光灯でも、長い期間同じ向きに晒せば焼けるのは間違いないので、飾っておく場合でもある程度のスパンで向きを変えてあげるとか、飾るプレモ入れ替え制を取るとかするほうが無難かと。

どれくらいの効果があるのかは判りませんが、UVカット仕様のコレクションケースも売られているのでホコリ除けも含めて、そういうのを用意出来れば尚良いですね。(建物は入り切らないだろうけど)

万全な保管となると、やはり『暗所保管』がベスト。我が家でも飾っていないプレモは、それぞれ個分けビニールに入れて段ボールや工具ボックスにしまってあります。


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