2018年1月発売、騎士シリーズ『KNIGHTS』にラインナップされた新作ドワーフシリーズ6種。唯一の大箱がこの9340:Mobile Dwarf Fortress『ドワーフの移動要塞』です。中世の攻城塔(SIEGE TOWER)のような雰囲気ですが、より堅牢なデザインになっているのが特徴。牽引役のトロール、乗組員のドワーフ3名、武具諸々が付属、構成要素も多いので、以下延々と続きます、縦スクロールよろしくお願い致します。 まずは背面の全景。 |
機能的で直線的な厳めしいデザインが如何にもドワーフ風。パーツ数もそこそこ多いですが(88?)、組み立てにはそれほど苦労は無く、むしろコレを分解する方が大変そうデス。(パーツの噛み合いがかなり硬く、外す際に壊れそう!なので、もう分解せずこのまま飾っておく予定)続いて、屋上部分から順に眺めて行きます。
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特徴的な4基の見張り台は上下でパーツが分かれているので自由に回転も可能。見張り台脇に設置する滑車装置、望遠鏡と篝火2ケが付属しています。
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新型の望遠鏡も良い感じ。90年代のモノより出来が良くなっています。特殊なパーツが多い今回のドワーフシリーズ、新規パーツもかなり多くなっているようです。
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跳ね橋(DrawBridge)は防御壁も兼ねているようなデザイン。攻城戦では城壁に直接乗り込むのに用いられる跳ね橋ですが、城攻め専用ではないせいか、プレイモービルの城壁よりもかなり高い位置になっております。 (※別売りのハンググライダー兵が飛び立つ高台、が主要な用途) |
更に、中央部には
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巨大な鉄床!っぽい会議テーブルなのかな。屋上に巨大鉄床、は機能性なさげだし:) むしろ、遊ぶ側の機能性として鉄床が取っ手代わりになり、屋上床部分を簡単に取り外せる仕様にもなっています。 |
しかも鉄床風テーブルは小物入れにも:)プレイモービルらしい仕様ですね。 なお、床面を外すことで二階部分へのアクセスが容易になります。 |
遊びやすさもしっかり配慮されたデザイン、さすがプレイモービル!なんだけど、毎度御馴染みの『謎の落とし穴』は本セットにはありません。ちょっと残念:) 続きまして、二階部分を見て行きます。 |
正面の格子中央にあるドワーフの紋章、両側の角パーツにある銀色の装飾(補強?)共にシールを貼る仕様です。紋章部分は簡単ですが、装飾シールは位置決めが結構大変でした。 如何にも開きそう!な側面は当然開きまして、 |
この要塞の主力兵器、大型の据え置き式クロスボゥ『バリスタ』が出てきます!(両側ともバリスタ配備)
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↑格納時には上手く収まっている良デザイン。 写真下は2階部分の背面側、バルコニーのような足場にはゴツい柵が設置されています。(武器用のラック付き) 史実に沿った攻城塔(プレイモービルで言えば3887SIEGE TOWER)は焼き落とされる事も多く「使い捨て」のような簡素な作りですが、この9340はあくまで『移動式要塞』、コンセプト通り各部がしっかり補強された堅牢なデザインになっているのも良い感じです。(一時期の騎士シリーズは嘘っぽいデザインが多く、個人的には興ざめでした) |
でもって、ようやく最下部、一階部分です
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この巨大な要塞を牽引して進むトロール:)コイツが一番強いのは間違いありませんが、それはそれとして。
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前面にはラム(衝角)、接近してくる相手を蹴散らすほか、攻城戦では突撃で城門を破壊するコトも出来そうです(その際にはトロールが後ろから押すんでしょうね:)。ヒストリカルなリアルタイプだった3887:SIEGE TOWER(和名アタックタワー)は振り子式のラムが最高にカッコ良かったのですが、まあコッチは『移動要塞』なので固定型の衝角でヨシとしましょう。 で、その衝角の上にはウォードラム!(日本で言うと陣太鼓?) |
デザインは良いんだけど、ドワーフの足が固定出来ないのでちょっと飾りにくいデス。 3887の各部には人形の足を固定する突起が用意されていたんですが、せめてドラム基部のサイズを足の幅にキッチリ合わせて欲しかったなあ。。。(当然そうなっているんだと思ったら、全然ユルかったです。残念。) まあウォードラム併設っていう仕様はイケてるのでまあ良いか! |
太鼓の皮にもドワーフの紋章!(ココもシールですが位置決めはあまり拘らずペシっと貼りました) 自軍の紋章をドンドコ叩いて良いのかどうかは判りません:) ↓一階部分側面及び背面。 |
一階部分は他よりも更に無骨で堅牢そうなデザイン。特に背面は全面が鉄格子状態!ココがパカッと開いて、
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...何もありません:) この空洞スペース、何に使うのかと言うと、 |
ジャジャーン!ここに別売りの9341の移動式バリスタが格納出来るんです!カッコ良い!!!コレ最高。 メカの中からメカが出てくるヤッターマンシステムと言っても過言ではないような、なんかちょっと違うような。 |
牽引役のトロールは新登場の『ストーン・トロール』。肌の一部が硬質化しているようです。
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トロールサイズのハンマーと剣が付属、やっぱり戦場ではコイツを送り込んで闘わせるのがテットリ早いような:) なお既存の『ジャイアント・トロール』と比べると、首の可動が無くなっているのが少し残念。顔は好きなんですけどね。 |
巨大ハンマーと屋上部分の『巨大な鉄床』で、トロールのジャイアント鍛治仕事!便利。
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付属のドワーフは3名(以下、付属品紹介が続きます)、割と地味な面々ですが(主要人物は別売り!)お気に入りは中央の頭巾をかぶったドワーフ。ドワーフは太っちょボディの方が好みデス。
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鎖帷子(チェインメイル)がプリントされた胴部と脚部も良い感じ!ベルトのバックルもドワーフの紋章簡易バージョン。ブーツ部分も新規、ドワーフ専用パーツも2018年ラインナップで一気に充実してきましたね。まだまだ続くかな?
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各種武器とドワーフの紋章入りシールド2枚も付属しています。
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鍛治アイテムもしっかり付属! さらに、『伝書鳩』ならぬ |
伝書カラスも居ます。もちろん筒には丸めた手紙を入れるコトが出来ます。 切り取り仕様で『...勿体無い』と使っていませんが、各種お手紙も! |
地図、食料の在庫確認表、便箋、の三種類。ドワーフの便箋可愛いですよね、スキャンして残したいところなんだけど、スキャナーが動かなくなってしまったので当面そっと大事にしまっておきます(汗 最後に、見張り台に設置されている滑車装置から下がっている桶も。 |
滑車&桶、誰か乗せてみるのもプレイモービルの定番ですよね:) と言うわけで、延々と縦スクロールお付き合い頂きありがとうございました(汗)、個人的にはかなーり気に入っている9340:Mobile Dwarf Fortressでした! (名称はDwarven Mobile Fortress、の方がソレっぽいと思いますが、ソレだと古臭いのかな???) |
...せっかくなので、
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別売りセットも合流させてみました。(いい加減な背景合成ご容赦(大汗)
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9341:Ballista |