こちら1998年発売のアドベントカレンダー、3974 Advent Calendar II - Christmas Work Shop!! その名の通り、アドベントカレンダーの第二弾(途中まではナンバリングがあったのですが、同じ年に複数のアドベントカレンダーが販売されるようになり、番号は無くなってしまいました)。 90年代プレイモービルらしい素朴感の残る良セット、この後にもサンタのワークショップは幾度も商品化される定番アイテムとなりましたが、最初のワークショップ!という意味でも、ちょっと価値のある存在です。 |
メガネをかけたサンタさんも本セットの大きな特徴、ヒイラギのプリントされた帽子も可愛いし、作業エプロン姿も良い感じ(このサンタさんは2012年のキャリングケース5987で再登場します)。 そして、もちろん本セットの目玉の一つが『初登場のお手伝いエルフ!』。この元祖お手伝いエルフは98年発売というコトで、当時ドイツの百貨店カールシュタットで配布されていたレッドリボンのノーム達と非常〜によく似た仕様。後発の後輩達とは異なる佇まい、ズレてるオーバーオールなど、ちょっと特別な存在です(靴もまだ普通の長靴ですね)。 |
お手伝いエルフは彩色担当、絵筆とパレットを持っています。このパレット可愛いんだけど、意外なほど付属しているセットが少ないのです。(ビクトリアンの画家5404とイースターバニー4450くらい?) もちろん工房なので工具類も色々付属、 |
おなじみの工具6種セットと、アウトドア系のパーツが入っています。作業台も緑の脚が可愛いデス。 書斎エリアもホント可愛くて、 |
赤いクリスマスカラーの家具類が大変素敵でございます。デスクには機関車模様のマット(シール)があったり、この一角だけでも大満足。クリスマス仕様の『のっぽの古時計』も可愛いです!
|
こういう時計(ホールクロック)はアメリカ英語だとGrand Father Clockって言うんですね(もちろん語源はあの曲)。 そしてネコ。 |
古風なストーブもあるので、ヌクヌク熟睡できます。
|
座りポーズのグレーの猫もいます。餌皿替わりの『鍋』は前述のアウトドア系道具類のパーツ(ノコギリ、手斧、鉈、鍋、の4つで1組)、玩具作りの工具だったり、薪を割る道具だったり、と4つのパーツが上手くハマっているのにも感心してしまいました。猫の餌もストーブで温められそうだし! コチラがストーブ、(フォーカスアウトしてしまっていますが、薪パーツは3つも入っていてちょっと贅沢な仕様) |
古風なデザインのストーブも可愛いですよね。もちろんポット1つとカップ4つも付属品なので
|
ちょっと休憩してみるのも良い感じ。(お手伝いエルフがなんだかネコ苦手そうに見えますが:) サンタさんがこの長い帽子なのもちょっと嬉しかったり。 っと、休んでも居られないので作業再開〜! |
眼鏡サンタさんもホント可愛いですよね。写真では少し判りにくいかもしれませんが、眼鏡は金縁です。 なお、付属する玩具はこの木馬と、 |
子供用ワゴンとギターと橇(そり)のみ。このハリネズミ柄のワゴンは2003年にイースターバニー4453の付属品として再登場します。 そして、クリスマスプレゼントの作成が済んだら、お片づけ&お掃除タイム! |
なぜか充実のお掃除アイテム:)クリスマスが済んだら歳末の大掃除にも最適、となんだか至れり尽くせりなセット構成です。
|
お手伝いのご褒美、今年は何かなー?なんてチラ見してたり:) というわけで、アドベントカレンダーIVと並ぶ初期アドベントカレンダーの傑作、1998年発売3974 Advent Calendar II - Christmas Work Shopでした!00年代半ば頃は比較的入手し易かった印象もありますが、さすがに2019年現在では入手困難な部類に入るかもしれません。 |