playmobil collection | プレイモービル コレクション

playmobil 3889 Archer's Wall
3889Archer's Wall(1997-2000)
弓兵4名と盾車、岩のセットです。
あまり人気がないらしく、よくセール品とかでも見かけます。

ボクはコレ、けっこう気に入っているので3箱買ってしまいました。
付属品も多いし、盾車もコレにしか付いていないし、いいと思うんだけどな。

playmobil 3889 Archer's Wall
これが主役のArcher's Wall、アジアの「盾車」と同じみたいです。
Siege Shieldとも呼ばれている
銃眼(アロースリット)の開いた木製の壁、
車輪がついているのでゴロゴロ移動して攻城戦なんかで使います。
野戦砲に似てますよね。
弓兵は全員、腰に矢筒を下げていて、コレもちょっといい感じです。

playmobil 3889 Archer's Wall
銃眼。(アロースリット)
ここから隠れて狙い撃ち。
ロングボウやコンポジットボウでは使いにくそうなので
クロスボウ係が使うほうが良さそうです。

playmobil 3889 Archer's Wall
このヒゲチョビが不人気の大きな原因かも...
と、それはさておき「クロスボウ」。
中国の「弩(いしゆみ)」がヨーロッパに伝わったモノ説が有力。
日本では「ボウガン」として有名ですが、ボウガンは和製英語。

このクロスボウは、通常の弓に比べて扱い易く、
熟練度の低い素人でもある程度狙って射てる、
というメリットがある反面、
弦を引いてロックするのに時間と腕力が必要。

このクロスボウの先端についている輪はつま先を差し込む「鐙」。
足で地面に固定して、両手で弦をロック位置まで引っぱるための部品です。
実際には歯車がついているモノとか、いろいろあったそうですが
いずれにしても速射性能は普通のロングボウに軍配。

本来ならクロスボウの矢は普通のよりも太くて短いそうですが
さすがにそこまで造り分けてはいません。

playmobil 3889 Archer's Wall
左の短いほうが「コンポジットボウ(複合弓)」
右の長いほうが「ロングボウ(長弓)」なんだと思います、多分。
ロングボウのほうは一本の木から作られますが(self bow)、
コンポジットボウは両端を逆方向に反らせる事で弦のテンションを高くする目的から
複数の素材で作られる弓。
プレイモービルの短いほうの弓は両端が反っているので、
このコンポジットボウを意識しているんだと思われます。
(長いほうもちょっと反ってるけど)

どっちにしても弓は扱いが難しく、
矢が左右に揺れつつ放物線を描いて飛んでいくので
熟練した技術が必要なんだそうです。

playmobil 3889 Archer's Wall
全員片腕にアームガード装着しています。
これは弓の弦が腕に当たると痛いから付けるものだから
クロスボウ使うなら必要なさそうです。

というわけで、ボク的には結構気に入っているんだけど人気のない
3889:Archer's Wallでした
もう2箱くらい買っておこうかな?

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